母のひとりごと

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子どもの絵は「見る」ものではなく、「聞く」もの | 子どもの絵をダメにしていませんか

息子がお絵描きに興味を持ちはじめたことをきっかけに、図書館で子どものお絵描きについての本を借りてきました。

その中で、勉強になったのが、「子どもの絵をダメにしていませんか」という本です。

 

 

内容は、親が子どもの絵にどう向き合ったら良いか、年齢別の子どもの絵の紹介、お絵描きに関するQ &Aが載っていました。

 

子どもの絵への向き合い方が、とても勉強になりました。

特に子どもの絵は「見る」ものでなく、「聞く」ものであるという話は、新しい視点でした。

息子がお絵描きをした後は、絵のことをたくさん聞いてお話ししたいなと思います。

 

また、子どもに形を教えてはいけないことを何度も強調されていました。

子どもの絵は教えるものではなく、育てるもの。

大人は子どもの絵に余計な口出しや手出しは厳禁だそうです。

子どものお絵描きが自然と変化していくことをただ見守り、環境を作ってあげることが大切だと書かれていました。

子どもが自由な気持ちでお絵描きを楽しめるように、私も意識したいと思います。

 

他には、ぬり絵を与えるなら7歳くらいから、絵描き歌は6-7歳くらいからという話もあり、面白かったです。

「子ども自身が絵を創造する」という部分を大切にしたいです。

 

著者ははっきり物を言うタイプの方のようで、強い口調で否定的なことを書かれている部分もあります。

そういう意味で、好みが分かれる本かもしれません。

しかし、子どものお絵描きに向き合うヒントがたくさん載っていました。

私は自分が納得できた部分だけを取り入れようと思います。

 

中でも子どもが絵を描きたい時にいつでも描けるように環境を整えておく、という部分はすぐに取り入れたいです。

いつも息子に「クレヨン、ちょうだい」と言われてから、棚から出して渡していました。

クレヨンと紙は、お絵描きがしたくなったら、いつでも自分の手で取れるところにある状態を作ろうと思います。