母のひとりごと

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おうち英語 親の考える理想のゴール

 

 

おうち英語 親の考える理想のゴール

将来、息子に英語を使いこなせるようになってほしいと思い、おうち英語に取り組んでいます。

英語を使いこなせると言っても、どれくらいのレベルを目指しているかは、ご家庭によって様々だと思います。

私の考える理想のゴールは、「自分の知りたい情報に英語でアクセスでき、英語圏の国で問題なく暮らせるレベルの英語力」をつけることです。

 

CEFR B2~C1レベル

「自分の知りたい情報に英語でアクセスでき、英語圏の国で問題なく暮らせるレベルの英語力」を、もう少し具体的に考えてみようと思います。

CEFRという外国語学習者の習得状況をはかる指標があります。

基礎段階の言語使用者から熟練した言語使用者まで、A1、A2、B1、B2、C1、C2と6段階のレベル分けがされています。

大学入学前までにCEFR B2~C1くらいの力がつくのが理想的だと考えます。

CEFR

 

熟練した言語使用者 C1

いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる。

 

自立した言語使用者 B2

自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。

 

ーブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッジ大学英語検定機構

 

CEFR C1は英検1級レベルです。

現在の日本の学校教育の英語学習だけで、英検1級レベルを目指すのは非現実的だと思います。

英検準1級でも相当難しく、学校+αの取り組みは必須です。

そして言語は小さいうちから始めた方が苦労が少なく修得できると思います。

そういった理由から、我が家では幼少期からおうち英語に取り組んでいます。

 

英語「で」学ぶ

英語は言語なので、使ってこそ意味があります。

英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶレベルまで使いこなせるようになってほしいと思います。

英語と日本語ではアクセスできる情報力が違います。

自分の好きなこと、興味があることを英語でも学ぶことができたら、きっと楽しいだろうと思います。

 

発音は通じれば良い

綺麗なネイティブ発音で話す息子は素敵かもしれませんが、英語も方言や訛りがあるので、発音は通じれば良いと思っています。

発音よりも話す内容や伝える力の方が大切です。

発音が綺麗でも話す内容がペラペラなのは残念だと思います。

思考する言語は母語の日本語です。

なので、我が家は日本語が最優先です。

 

語学力よりも大切なこと

語学力よりも、母語や文化の違う人たちと臆することなくコミュニケーションをとれることの方が大切だと思います。

そのためには、異文化の知識、多様性を認められる物の見方、自分の意見を持って発信する力、コミュニケーション力、度胸など様々なスキルが必要です。

これらの力はおうち英語の取り組みだけで身につけられるものではありません。

 

語学力は武器のひとつでしかない

語学力よりも大切なことがあると思うと、語学力の重要性を考え直してしまいます。

しかし、言語に苦手意識を持っていると、それだけで奥手になってしまう人も居ます。

世界には英語話者だけが居る訳ではありませんが、英語を使いこなせたら、世界が広がると思います。

結局、語学力はあくまでも武器のひとつでしかないと思います。

それでも、子どもに武器をひとつでも多く持たせたいのが親心です。

 

英語にどれだけ時間を割くか

英語よりも大切なことが山ほどあります。

時間は有限なので、息子には自分のやりたいことができる時間が必要です。

そう考えると、我が家はこれからもスローペースでおうち英語を進めていきます。

計画は立てますが、多少思い通りに進まなくても気にせず、我が家のペースを大事にしたいです。

ペースは遅いですが、親の取り組みは真剣です。

その記録をこのブログに残していこうと思っています。

少しずつでも続けることが大切だと思うので、細く長く取り組んでいきたいです。

 

最終的なゴールは息子が決める

ここまではあくまでも親である私の考える理想のゴールです。

息子が同じように考えてくれるかは分かりません。

息子はまだ小さいですが、これから英語に触れて育っていく過程で、息子が目指したいゴールが見えてくるかもしれません。

その結果、英語は自分には不要と判断するかもしれません。

親がどれだけ考えて環境を整えても、結局は息子の人生です。

親としては寂しいですが、仕方がないと受け入れます。

それでも目指したいゴールができた時のために、親がやっておいた方が良いと思うことをします。

いつの日か、小さい頃から英語に触れていて良かったと思ってくれたら嬉しいです。